睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして、身体の中が低酸素状態になる病気です。
中枢型と閉塞型、両者が合併した混合型、の3種類がありますが、多くは閉塞型です。口や鼻から声帯まで、主に上気道が狭くなるために発生するのが閉塞型で、肥満が原因であることがほとんどです。
日中に眠気を感じることが多いなら、それは自覚症状かもしれません。本人が気づいてなくても、ご家族からいびきや呼吸停止を指摘されて診断に至るケースもあります。また、糖尿病が改善しない原因となっている場合もしばしば見掛けます。
アプノモニターと呼ばれる簡易検査でAHI(無呼吸・低呼吸指数)が40回以上、または、ポリソムノグラフィーと呼ばれる精密検査でAHIが20回以上のとき、持続陽圧呼吸(CPAP:Continuous Positive Airway Pressure)療法の適応になります。
いったんCPAP療法を開始しても、マスクが合わなかったり、音がうるさいなどの理由で、継続できない患者様も一定数いらっしゃいます。
当院では、TEIJIN、チェスト、Philips、フクダライフテック、小池メディカルなど、主要メーカーのCPAP装置に対応しております。詳しくは電話でお問い合わせください。