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患者様へのお願い
当院では待ち時間の短縮、感染予防の観点から患者様のご希望に応じて予約をお取りしています。
初診は事前予約の上、受診していただくとスムーズにご案内できます。
診察は予約優先でご案内いたしますが、検査内容などにより診察順が前後する場合がございます。ご了承下さい。
また、
発熱・かぜ症状のある方は事前にお電話
をお願いいたします(直接のご来院はご遠慮ください)。通常診療の予約状況に応じて枠を設けるため、お断りする場合がございます。ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
糖尿病
1型糖尿病、2型糖尿病、膵性糖尿病、妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠、ステロイド糖尿病など、病態に合わせた治療を提案し、ライフスタイルや御要望に合わせてアレンジします。
「食事療法、運動療法、薬物療法」というトライアングルの連携が大切です。管理栄養士が適切な摂取エネルギー、食事方法について指導します。
インスリンやGLP-1受容体作動薬などの注射剤についても、外来での導入が可能です。経験豊富なスタッフが、分かりやすく自己注射指導、自己血糖測定指導を行います。
フリースタイルリブレなどの持続血糖測定(CGM:Continuous Glucose Monitoring)、ミニメド780Gなどのインスリンポンプによる持続皮下インスリン注入療法(CSII:Continuous Subcutaneous Insulin Infusion)にも対応します。
糖尿病は、治療を中断せずに継続することが最も大切です。内服薬で、なるべく経済的に負担の少ない治療を御希望される場合にも、極力対応します。
生活習慣病と言われますが、単に生活習慣病とは呼べないケースもあります。日本人の場合、欧米人に比べてインスリン分泌能が低い家系も多く、2型糖尿病と診断されても、生活習慣よりは遺伝的な体質が原因である場合も多々あります。
HbA1c、血糖値は受診当日に結果が出ますので、速やかに治療方針に反映されます。
糖尿病連携手帳は、「命の次に大切」と言う医師もいます。自己管理に大変有用ですので、受診の際は、毎回持参をお願いします。
脂質異常症
LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)、TG(中性脂肪)、HDL-コレステロール(善玉コレステロール)は受診当日に結果が出ます。
直前の食事や、アルコール摂取の影響を受けやすい検査項目です。一方で、食事に気をつけるだけでは、数値の改善がわずかに留まることも、しばしばみられます。動脈硬化の進展を抑えるためには、スタチンやフィブラートなど、適切な内服薬での治療が肝腎です。
脳梗塞や心筋梗塞など、脳血管障害・心血管障害を既に発症された患者さんでは、厳格なコントロールが求められます。
薬は有用なものですが、どんな薬剤にも副作用はあります。最善と思われる治療が合わなくても、2nd bestとしての代替治療を提案致します。
家族性高コレステロール血症(FH:Familial Hypercholesterolemia)は、遺伝的にLDL-コレテステロールが高値になり、若くして急性心筋梗塞を発症するなど、冠動脈疾患のリスクが高くなる病気です。早期診断、早期治療が動脈硬化の発症、進展予防にとても重要です。FHヘテロ接合体は一般人口の300人に1人程度はいるとされており、稀な病気ではありません。近年、FHの遺伝学的検査が保険適応になりましたが、実施施設が限られます。当院では、若年でFHが疑わしい場合には、速やかにしかるべき医療機関に紹介します。
高血圧症
実は、病院で測定する血圧よりも、御自宅での血圧が大切です。病院で計測する血圧は、歩行後、緊張などのために、血圧が通常よりも高くなることが多く、「白衣高血圧」と呼ばれています。できるだけ、血圧計を購入し、毎日測定して、血圧手帳に記録する習慣を身につけることをお薦め致します。
CKDや糖尿病性腎症の進行抑制には、アルブミン尿や蛋白尿を抑えることが必須になります。ARB/ACE阻害薬といった従来の降圧薬の他に、ARNIやMR拮抗薬、さらにSGLT2阻害薬を使うのが現代の流れです。
心不全パンデミックと呼ばれる時代が迫っています。慢性心不全の管理においても、後負荷としての血圧の管理は大変重要です。
一方で、降圧薬が多過ぎると、めまい、ふらつき、といった副作用が出現し、QOLが低下します。最新の治療薬は非常に効果が強いので、ガイドラインに従った投薬を行った結果(Fantastic 4こと、βブロッカー、ARNI、SGLT2阻害薬、MR拮抗薬など)、血圧が下がり過ぎてしまう状況はしばしば散見されます。過降圧は避けなければなりません。
高尿酸血症・痛風
痛風は起こってからでは、コルヒチンやNSAIDsによる対症療法しかありません。第1中足趾節(MTP)関節に起こるのが典型例で、男性に多い疾患です。高尿酸血症が痛風発症の母地となりますが、血清尿酸値がどのくらいで痛風が発症するのか、決まっていません。尿酸値の上下変動が大きい場合に発作を誘発する、と言われており、尿酸降下薬で急に大きく下げ過ぎた場合にも、痛風は起こります。
日本人の高尿酸血症の80%は、尿酸排泄低下が関与しており、尿酸排泄の70%を腎臓が、残りの30%を消化管が担っています。一方で、内服薬としては尿酸合成阻害薬がスタンダードです。当院では、尿酸合成阻害薬で効果が足りない場合に、尿酸排泄促進薬(尿酸再吸収阻害薬など)の追加を検討しています。
高尿酸血症は、痛風の他にも、尿路結石、腎障害、動脈硬化、にも関与するため、尿酸値は6.0mg/dL以下に保ち、ビールなどを大量に飲んで尿酸値を急激に上昇させないことなどがポイントになります。
肥満と肥満症
BMI 25以上が肥満の定義になります。
肥満に加えて、肥満に関連するなんらかの障害や疾患、すなわち、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、心血管障害、脳血管障害、腎機能障害、高尿酸血症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群、月経異常、変形性膝関節症など体重超過に起因する整形外科的な疾患、などを合併した場合、「肥満症」と呼ばれます。
筋肉が多い方でも肥満の定義に合致することがあるため、BMIは実際には本質的な指標ではありません。皮下脂肪よりも内臓脂肪が問題で、特に、腹腔内の内臓脂肪が増加した内臓脂肪型肥満が問題となります。
このため、臍(へそ)の高さで測った「ウエスト周囲径」が重要で、男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合は、内臓脂肪面積100cm2以上と考えられます。メタボリック症候群の診断にも使われますが、重要なことは、内臓脂肪の蓄積を意味する指標だという点です。
肥満の多くは主に運動不足や過食、食生活の偏りなど、生活習慣が問題で生じる単純性肥満です。一方、甲状腺機能低下症やクッシング症候群など、内分泌学的な異常によって引き起こされる場合もあり、二次性肥満と呼ばれます。当院では、こうした二次性肥満のスクリーニングを実施します。
2024年、肥満治療薬として週1回の注射薬であるウゴービが上市されましたが、現在は処方可能な医療機関が限られています。当院ではウゴービを使用することができませんが、内科的な減量プログラム(少なくとも2ヶ月に1回の栄養指導、内服薬による肥満症の治療)を外来で提供し、ウゴービ使用の希望と適応がある場合には、しかるべき医療機関に紹介します。
内分泌疾患
TSH、FT3、FT4、ACTH、コルチゾールなどは、検査当日に結果が出ます。Basedow病におけるメルカゾールなど抗甲状腺薬の調整、甲状腺機能低下症・橋本病におけるチラーヂンSの調整、副腎不全におけるコートリルやデカドロンの調整など、比較的安定している慢性期の内科的な治療に対応します。
抗甲状腺薬で副作用が大きい場合、甲状腺の腫脹が大きい場合、副腎クリーゼなど、緊急性の高い場合などには、しかるべき医療機関に紹介します。
〒989-3201 宮城県仙台市青葉区国見ケ丘2-1-9
tel.022-342-0632
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